
市民の切実なニーズに応え、健康・医療情報の提供をはじめる公共図書館が増えてきました。
しかし、わかりやすく信頼できる健康・医療の資料をどう選定していくかは、公共図書館にとって難しい課題です。
そこで、私たち「市民への健康情報サービスのための基本図書およびWEB情報源リストを作成する会」では、日本図書館協会健康情報研究委員会メンバーに公共図書館、医学図書館、病院図書室、健康情報サービスの研究者などを交え、全員が分担して、この「選定ノート」を作成しました。
「選定ノート」は、疾患別に単行書90冊、叢書16シリーズについて、価格や入手状況、対象者、内容や特徴などをA4版、49ページにまとめたものです。
(なおWEB情報源の評価は今後の課題となるため、触れていません)
その後、この「選定ノート」のPDFファイルを医療系図書館員のポータルサイト「LITERIS(リテリス)」に掲載させていただくことになりました。
http://plaza.umin.ac.jp/~literis/cgi-bin/fswiki/wiki.cgi
「LITERIS」トップ →画面左上「Tool Box」の市民への医療情報提供 →選書 資料リスト
の順で入ってください。2メガですが、冊子と同じ状態で印刷できます。
大家さんの「LITERIS(リテリス)」は、市民への健康医療情報提供の参考になるリンク集や参考文献などの情報が集積されており、これ自体非常に有用です。あわせてご案内させていただきます。
またこの「選定リスト」とほぼ同じ内容は「ブクログ」でもご覧になれます。
http://booklog.jp/users/kenkojoho/
「選定ノート」の収録範囲は編集時点の2007年前半までで、「賞味期限」が迫っております。お早めにご活用いただけましたら幸いです。