「ふるさと納税(寄附)」については、みなさんすでにご存知のことと思うので詳しい説明はしません(良くわからない方は検索を)。
全国各地のまち、むらが知恵を絞り、しのぎを削って「わがまちに寄付を!」と色んなメニューてんこ盛りでみなさんに寄附を呼びかけています。それぞれの自治体のホームページを見れば実施の有無も分かるし、その特色ある寄附メニューが明らかにされているので、ぜひ一度ご覧ください。
さて、話を最初に戻しましょう。わが町の「ふるさと納税(寄附)」のことです。申込書を見ると、教育/福祉/保健/観光/環境/安全/その他の7項目に分かれています。その内訳として具体的な15のメニューがずらりと並んでいます。
その中に、な、な、なんと「図書館及び図書資料等整備に係る事業」がしっかり入っているのがオドロキです。同じ県内の自治体の「ふるさと納税(寄附)」のメニューを見てもどこも「図書館」のことなんか書いていません。「生涯学習の推進」とか「教育・文化の振興」といった、大まかなメニューしか書かれていないのです。
そう、わが町の具体的なこと。これを見て「小さい町なのに図書館があるんだ」と思う人がいるでしょうし、図書館に寄附してくれる人が実際に現れてくれるかもしれません。
現在は、まだ寄附の申込はありません。ですが、メニューにしっかり書かれていることは心強く、全国各地の人たちの目に触れれば、良い宣伝にもなります。みなさんのまちはどうでしょう。ふるさと納税(寄附)のメニューの中に、図書館への寄附はありますか。
実はこれから、全国の市町村のホームページで「ふるさと納税(寄附)」のメニューに図書館がどの程度盛り込まれているか調べようと計画しています。
結果は『みんなの図書館』にて発表予定。乞うご期待。
(N.T.)