戦争は、障害者を作り出す最大の暴力であり、平和な社会は、安全な暮らしと社会参加の土台です。そして、日本国憲法9条は、平和の礎ではないでしょうか。
私たちは、日本国憲法9条の大切さと力について学び、実感を深めたいと以下の集いを企画しました。 どうぞご参加ください。
とき……2010年9月25日(土曜日)
開演……16時〜19時(開場15時30分)
ところ……豊島区立南大塚ホール
(東京都豊島区南大塚2−36−1、JR.山手線「大塚」駅より徒歩3分、
電話03−3946−4301)
参加協力券……3000円
主催……視覚障害者9条の会
お問い合わせ……視覚障害者9条の会
(東京都新宿区大久保1−1−2富士一ビル 全日本視覚障害者協議会気付、
電話03−3207−5871)
○1部 講演 アーサー・ビナード(詩人)
○2部 演奏 和波孝よしヴァイオリンコンサート(ピアノ 土屋美寧子)
I.出演者プロフィール
★ アーサー・ビナード(Arthur Binard)「詩人」
1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。
詩集『吊り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ――ベン・シャーンの第5福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞を受賞。
詩集に『ごみの日』(理論社)、エッセイ集に『日々の非常口』(新潮文庫)、『出世みみず』『空からきた魚』(ともに集英社文庫)。絵本に『くうきのかお』(福音館書店)、翻訳絵本に『ホットケーキできあがり』(偕成社)、『はじまりの日』(岩崎書店)、『ダンデライオン』『どんなきぶん』(ともに福音館書店)などがある。
文化放送と青森放送でラジオパーソナリティーも勤める。
★ 和波 孝よし(わなみ たかよし)
1963年に日本フィルのソリストとして楽壇にデビュー。以後日本を代表するヴァイオリニストの一人として、国際的に活発な演奏活動を展開。また、毎年開催する「八ヶ岳サマーコース&コンサート」と桐朋学園大、愛知県立芸大で後進の指導にあたっている。その顕著な音楽活動により、紫綬褒章、サントリー音楽賞、本間一夫文化賞などを受賞。
「点字楽譜利用連絡会」代表、「視覚障害者9条の会」呼びかけ人。
★ 土屋美寧子 (つちや みねこ)
東京芸大、およびフライブルク音大卒業。和波孝よしのデュオは30年を超えるパートナーシップを継続し、その絶妙なアンサンブルで多くの人を魅了している。加えて、ピアノソロリサイタルでは企画と演奏の両面で高く評価されているほか、国内、国外で多くの室内楽演奏会に出演。本年はシューマンの作品による初のソロCDをリリースし好評を得ている。
II.演奏プログラム
ベートーヴェン ロマンス ト長調 op.40
ベートーヴェン ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第7番 ハ短調 op.30 no.2
バッハ シャコンヌ
ドヴォルザーク ユーモレスク
ポルディーニ 踊る人形
グラナドス スペイン舞曲
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン