
さて、利用者の立場で図書館を見ると、いろいろなことが見えてきて、考えさせられます。まず、自分の職場になかなか行けなくて、びっくりです。車で20分くらいなのに、なんと、遠いこと。お話会の時間に合わせていくのが、こんなに大変だったなんて。
まず、子が起きているのが大前提。荷物を用意するだけで、あっという間に時間が過ぎていきます。よく、「行こうと思ったけど、間に合わなかったの」と利用者の方に言われましたが、その気持ちがよく分かります。来てくれるだけで、感謝です。
今は結局、歩いていける図書館にばかり行っています。そして、図書館で大きな声を出したら、冷や冷やしながら、注意しますが、それで、静かになるなんてまず、無理でした。いつも、注意していたけど、自分がその立場になると、確かに図書館に行きにくくなるかもしれません。それでも、大丈夫と思わせる、雰囲気つくりは大切だと、感じました。
そして、借りた本。すぐになめようとして、読み聞かせどころではなく、本の争奪戦になります。もう少ししたら、破きだすんだろうな・・・とにかく目が離せません。もちろん、借りた本は大切にしないといけません。子どもに言い聞かせることは、親の役目だと思います。
読み聞かせも、毎日たくさん読んであげようと思っていましたが、これがなかなか時間がなく、2、3日に1冊のペースです。これではいけないなと、日々反省です。でも、本を読むと、ニコニコして聞いてくれるので、親バカですが、かわいいです。
図書館の設備についても、こうすれば使いやすいのにと思う点が、いくつかありました。これは、職場復帰したら、少しずつ改善していこうと思います。
選書についても、育児コーナーがありますが、どういう本が喜ばれるのか、少しは分かった気がします。とにかく、情報は新しくです。いろんなアンテナを張っておくのは、大切だと実感しました。
今はあと少し、2人の時間を楽しみたいと思っています。
(M.T.)
元気な子どもを「静かにしなさい!」と萎縮させてしまうことは、図書館に対する第一印象としては、よろしくないですよね(それがたぶん親の記憶にあるものだから、負の連鎖が断ち切れない…)。