東京23区では民営化がさらに進み、その影響は多摩地域にも見られるようになっています。民営化は「官製ワーキングプア」と言われる人々を大量に生み出し、低賃金不安定雇用の図書館員が民営化された図書館を担っています。
指定管理者下の足立区花畑図書館では、残業を理由に館長が解雇され、取り消しを求める裁判のなかで勝利和解に至りました。良心的に仕事をすることが解雇につながるのでは図書館の発展も望めないように思えます。
「ワーキングプア」の問題に取り組んできた中川弁護士にお話をしていただきます。これからの運動の進め方に有益なお話を聴けると思います。併せて、各地の最新状況も報告していただいて、討議し交流したいと思います。
みなさん、ぜひご参加ください。どなたでも参加できます。
☆ 講演 13時30分〜
「官製ワーキングプア」をなくすために
講師 中川勝之氏(足立区・花畑図書館長不当解雇撤回裁判原告代理人/東京法律事務所所属弁護士)
☆ 各地からの報告 15時〜
■ 日時 12月5日(日)13:00〜17:00(開場12時45分)
■ 会場 日本図書館協会研修室(図書館協会2階)
参加費 ¥100(資料代含む)
主催:東京の図書館をもっとよくする会
連絡先 大澤042(467)4716、池沢042(765)3382
(手話・点字を希望する方はご連絡ください)