昨今、国公立のさまざまな図書館において電子的な図書館サービスを模索する動きが出ています。出版社が、新たなデジタルビジネスを開始する一方で、次々発表されるこれら公共サービスが、民間ビジネスと如何に共存していくべきかが、大きな課題になっています。
当協会デジタル化対応特別委員会では、議論の深化を目指し、昨年秋から、図書館の歴史、機能そして今後のヴィジョンについて深い識見をお持ちの有識者をお招きし、デジタル化時代のあるべき図書館像を語っていただき、今後の図書館サービスについての対応方針を探って来ました。
その結果、このたび当委員会としての考え方を明らかにするとともに、図書館研究の第一人者である根本彰先生、ご自身も国立国会図書館でのご勤務経験もある阿刀田高先生をお招きし、緊急セミナーを開催することといたしました。
多くの方のご参加をお待ちしております。
【日時】 2011年3月17日(木)午後3時〜4時
【場所】 日本書籍出版協会 4階大会議室
(〒162-0828 東京都新宿区袋町6番地 日本出版会館)
【講師】 根本彰氏(東京大学大学院教育学研究科教授、日本図書館情報学会会長)
阿刀田高氏(作家、日本ペンクラブ会長)
【司会】 植村八潮氏(東京電機大学出版局長、日本書籍出版協会理事)
【定員】 先着150名(無料)
【問合先】日本書籍出版協会・調査部(Tel03-3268-1303 Fax03-3268-1196)
申込書.doc