読み書き支援とは、高齢者や障害者などで、日常生活や学習・趣味の場などにおいて読み書きに不自由のある方に、代読・代筆のお手伝いをすることを目的とする活動です。
この読み書きの支援を行う人を「読み書き支援員」として養成していくことを目指して講習会を開催します。
1.日程:平成23年7月2日(土)〜3日(日) 9:30〜18:00(両日とも)
2.会場:品川区小中一貫校 荏原平塚学園(東京都品川区平塚3丁目16-26)
■東急目黒線・武蔵小山駅 徒歩10分
■東急池上線・荏原中延駅 徒歩8分
■地下鉄浅草線・戸越駅下車 徒歩9分
※五反田駅からバス「平塚橋下車」
3.講師
岩井和彦(読書権保障協議会会長/日本ライトハウス常務理事)
田中章治(読書権保障協議会委員/全日本視覚障害者協議会会長)
前田章夫(読書権保障協議会事務局長/日本図書館協会理事)
山内 薫(読書権保障協議会委員/墨田区立図書館)
藤田晶子(全国音訳ボランティアネットワーク代表)
加藤俊和(読書権保障協議会委員/全国視覚障害者情報提供施設協会参事)
4.プログラム
【7月2日(土)】
●開会の挨拶「読むこと・生きること」講習会の概要(初級・中級)案内
●読み書きに困難な人とは−高齢者や障害者等の実態、情報環境の現状
●読み書きサービスの必要性−勉学上、職業上、日常生活上必要な情報とは
●代読の技術1−発声・音読の基礎・アクセント等
●代読の技術2−写真・図・グラフ等の読み方の基礎
【7月3日(日)】
●読み書きサービス(代読)の技術と守秘義務の概要
●読み書きサービス(代読・代筆)の技術:書類記入等の技術と東日本大震災での被災地情報支援としての読み書きサービス
●読み書きサービス(代読・代筆)の技術と機器
●パネルディスカッション「読み書きサービスの実際と今後の課題」
※講師への質問、函館の事例と品川区の取り組み
●閉会の挨拶「今後の活動と中級編講習会の予告」
5.講習料:3,000円(資料代・修了証後日配送代等含む)
※当日の会場にてお支払いください。
100名(先着順に受付し、定員になり次第、締め切ります)
お名前(ご所属)・ご住所・電話番号・メールアドレス等をご記入のうえ、FAXかメールでお申し込みください。
6.問い合わせ先:NPO法人大活字文化普及協会事務局
電話:080−4071−9402 FAX:03−5282−4362
メール:masamitsu@daikatsuji.co.jp