ついこの間、自分としては衝撃的なことを発見しました。自分の勤務する館の天井に、蛍光灯が入っている細長いサインが配置されているのですが、この間、中をのぞくと、なんとグロー球が。ここに入れている蛍光管は、グロースタート管ではなくて、ラピッドスタート管なのです。いままで、間違った蛍光管を入れてしまっていたのです。
なぜ、今まで気がつかなかったかというと、サインの中の蛍光管も(けっこう本数がありますけれど)これまで切れなかった、からなのです。おや?
実は、このサインの中の蛍光管は、天井の普通の照明に付いていた白色の蛍光管のなかに混ざっていた昼光色の蛍光管を、色を統一するためにサインの中にいれたのです。これが比較的新しく買っていたもの(とはいえ、少なくとも3年以上はたっています)だったので、今まで切れなかったのだと思われます。
切れなかったということは、グロースタート管を入れるべきところにラピッドスタート管を入れても大丈夫なのかと思いましたが、それでは、グロースタート管の存在の意味がありません。たまたま、相性がよかったというか、運が良かったのでしょう。
ともあれ、ラピッドスタート管のところに、グロースタート管が入れてあった時のように、すぐに蛍光管が切れていれば、間違いにすぐ気が付いていたはずですが。
なんといっても、あんなこと書いてて、こんなことでは。
こういうよくわからない素人が蛍光管がどうのこうのとか書いてはいけないような気もするのですけれど、恥をかきつつ、あえて書かせていただいています。
その理由は、このようなことをわかりやすく書いてある資料が見当たらない、からなのです。(これも本当はあって、自分が気が付かないだけかもしれません。レファレンス能力の問題なのかも。それも恥ずかしいですね。適当な資料がありましたら、お知らせいただければ幸いです。)
さて、東日本大震災以降、各地の地震が多くなっています。脚立で蛍光管を交換する時は、大きな揺れに気をつけないといけません。緊急地震速報の受信装置があれば最良だとは思いますが、なくても「いま地震があったらどうするか」を考えながら作業をしているだけで、その時の被害が違うと思います。究極の安全対策では、他の人にやってもらうことではありますけれど。
また、大震災以降、節電が叫ばれています。コンビニエンスストアなどでは、消費電力の少ないLED照明に切り替えたところも多いようです。しかし、図書館では聞かないですよね。LED照明は初期費用が相当かかりますけれども、こういうところに国が補助してもいいと思います。
(広島支部 高野)