今年の全国図書館大会は10月25日、26日の2日間、島根県の松江市で開催します。
いま島根県では、溝口善兵衛知事の「子ども読書県しまね」構想のもと、子どもたちと本を結ぶ取組を展開しています。公立の小中学校に司書等の配置を促進し、高等学校、特別支援学校に司書等の配置を進めています。小規模な県での取り組みですが、ぜひご覧いただければと思います。
1日目は、島根県民会館で開会行事と全体会を行います。記念講演は島根県出身の東京大学社会科学研究所教授玄田有史氏にお願いしています。玄田先生は「希望学」の提唱者で、岩手県釜石市で実地調査を続け、震災後は、釜石市復興まちづくり委員会のアドバイザーもしておられます。
2日目は、3つの会場にわかれ、12の分科会を行います。小さな図書館の取り組みを取り上げる公共分科会、ピアサポートを紹介する大学・高専分科会、島根の学校図書館支援の指導者である堀川照代氏をお招きする学校図書館分科会、脇明子氏をお招きし、生きる力を育む読書を考える児童・青少年分科会をはじめ、、専門図書館、障害者サービス・多文化サービス、図書館の自由、著作権・出版流通、資料保存、図書館学教育、図書館政策、図書館と予算などもりだくさんです。
詳細情報、参加申し込みは、島根県立図書館特設HPをご覧ください。
http://mice.ntour.jp/shimane_tosyokan2012/index.html
秋にはぜひ、島根でお会いしたいです。