貧困を構造化する図書館運営
アウトソーシングや臨時・非常勤職員への置き換えの理由は、おそらくただ1点、財政逼迫に伴うコスト削減である。その影響は、(中略)委託職員と自治体採用の臨時・非常勤職員の労働条件を低水準に押しとどめる。(『非正規公務員』より)
最近の調査では、地方自治体の非正規職員は全体の33.1%を占め、図書館では67.8%までになっています。その労働条件の低さは、官製ワーキングプア問題となっています。
社会教育機関である公共図書館で働く図書館員の雇用はどうあるべきなのか、これからの図書館の姿を非正規か・正規かを問わず、一緒に考えてみませんか。
講師
上林陽治氏(かんばやし ようじ)
公益財団法人 地方自治総合研究所 研究員
おもな著作 『非正規公務員』 上林陽治/著 日本評論社 2012年
開催日・会場
2012年12月10日(月)16時〜18時
船橋市中央公民館第8会議室(5階)
〒273-0005 千葉県船橋市本町2-2-5(市民文化ホール)
http://www.city.funabashi.chiba.jp/shisetsu/toshokankominkan/0002/0001/0001/p011020.html
対象
図書館職員の非正規化に関心のある方(会員以外の方も大歓迎)
参加無料
主催・担当
図書館問題研究会千葉支部
申し込み・お問い合わせ:04-7164-5436(柏市立図書館 利光)
利光朝子(柏市立図書館)安宅仁志(千葉県立図書館)米田渉(成田市立図書館)