2011年08月14日

第97回全国図書館大会 多摩大会のお誘い

<図書館友の会全国連絡会さんから情報いただきました>

日本図書館協会は第97回の全国図書館大会を東京・多摩において開催します。
そのうち、第18分科会「図書館を支える市民の力ー図書館協議会・友の会・市民運動ー」は、当協会の100年近くの歴史でも初めての画期的なものだそうです。

「市民は、サービスを享受するだけでなく、良い図書館施策を生みそだてていく主権者として、自治体・図書館と向き合ってきたでしょうか?」という問いかけから始まる当分科会が、今後の図書館界にプラスの成果をあげることを期待しています。

平成23年度(第97回)全国図書館大会多摩大会
 期日:2011年10月13日(木)〜14日(金)
 開催地:東京都(多摩地区) 主会場:調布市グリーンホール
 テーマ:「広げよう、図書館のある生活ーつなげよう知の拠点」
 http://www.jla.or.jp/rally/tabid/231/Default.aspx

第18分科会の概要
 http://www.jla.or.jp/rally/bunkakai/section18/tabid/261/Default.aspx
 期日:2011年10月14日(金) 10:00〜16:00
 場所:永山公民館(多摩市永山駅から徒歩3分、180人収容)


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連続学習会 第2回 あなたはどんな図書館がほしいですか 図書館に長期計画はなぜ必要か その2

<ところざわ図書館の未来を考える会さんから情報いただきました>

第1回の学習会では、所沢図書館について発表されているデータを調べてみました。その結果、全国平均に比べて資料費が年々削られて20年間に半減し、そのため市民の利用も減少し15%以下になっていることが分かりました。

そして、他市に比べて分館が奮闘してそれを食い止めようとしていることも明らかです。長期計画がないために、せっかく整備した分館網が充分力を発揮できないでいます。

そのような現状から図書館の利用を引き上げるのに、今どのようなことが必要なのか、そののために市民は何ができるのかを、第2回以降考えて行きたいと思います。

第2回学習会では、前半は報告、後半は皆さんからのご意見を大いに出していただきたいと思います。
どうぞお気軽においでください。

日時
 8月22日(月) 午後7時〜9時(開場6時30分)
会場
 所沢文化センターミューズ 会議室2号(管理棟4階)
 ※西武新宿線 航空公園駅 東口 徒歩10分
報告者
 後藤 暢
資料代
 300円
主催
 ところざわ図書館の未来を考える会
問い合わせ先
 090-6166-0391(後藤)
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2011年08月03日

図書館問題研究会の任務と課題(2011年度)

 図書館問題研究会が毎年夏に開催する全国大会において、それまでの1年間を振り返り、今後1年間の活動目標を定めた「任務と課題」を発表します。

1.図書館政策と使命・目標・評価
(1)議論と学習を通じて語り合い、図書館問題研究会として理想の図書館像を作成しよう。
(2)理想の図書館像を実現するために図書館政策とその評価システムを検討しよう。
(3)各支部はそれぞれの図書館の政策・評価づくりに住民と共に取り組もう。
(4)事務事業評価を図書館の現状をより正確に反映するようにしよう。また、事業仕分けの評価指標や参加手法の妥当性に注意しよう。
(5)図書館の無料原則を堅持する立場から研究しPRしよう。
(6)県立図書館が市町村立図書館とともに県全域の住民へのサービスを実現しているか調査しよう。

2.委託・指定管理者制度など(民営化)
(1)委託・指定管理者制度・市場化テストなど直営以外の管理運営形態にかかわる法律・政治の動き・各地域の情報を共有しよう。 
(2)委託・指定管理者制度をすでに導入した館の情報を収集し共有していこう。

3.図書館づくりと住民
(1)会員ひとりひとりが、議論と学習を通じて、図書館を評価する目を養おう。
(2)誰もが、生活圏域で図書館サービスを受けられるようにしよう。
(3)住民と図書館員は、積極的に対話の機会を持とう。

4.非正規職員化する図書館を考える
(1)図書館で働くすべての人の雇用の安定と生活できる賃金を求めて、労働組合や市民と共に広く活動をしよう。各支部は、アンケートなどで非正規職員の実態調査を行おう。
(2)非正規職員向けの情報発信や研修、交流会を各支部で組織し、非正規職員と正規職員の学び合いや市民を含んだ交流を活発に行おう。
(3)「求められる職員体制報告」をもとに、新しい専門職制度について、職務給、職階制などを含む議論と検討を深めていこう。
(4)図書館で働く人の賃金や処遇の最低基準を作り、広く提起をしていこう。
(5)非正規職員のさらなる会員獲得をめざして会費制度の見直しを次回大会をめどに検討しよう。

5.図書館の自由と危機管理
(1)それぞれの図書館で「利用者を守る」「職員を守る」「資料を守る」体制を確立しよう。
(2)図書館の自由、図書館の危機管理の事例を積極的に収集し、様々な雇用形態を超えて情報を共有していこう。

6.今、改めて資料収集を考える
(1)(潜在的利用者も含む)住民の視点に立って、資料収集のあり方を不断に見直し、資料充実のために資料費増額を訴え続けよう。
(2)電子情報の提供・保存を進めよう。
(3)地域資料を積極的に集めよう。
(4)媒体を問わず行政資料が図書館に集まるしくみを作ろう。
(5)博物館・文書館などと連携していこう。

7.サービスとPR
(1)社会状況と地域の事情(ニーズ)、自館の事情(資源)をふまえて、住民の課題解決に役立つ図書館サービスを創造しよう。
(2)新しいメディアに図書館員は挑戦し、情報リテラシーを高めよう。
(3)長期のサービス計画を作って、図書館のあるべき姿を、市民・行政・職員に訴えよう

8.図書館システムを図書館員の手に!
(1)仕様書や調達の結果を共有し適切な調達をしよう
(2)同じシステムユーザー館で情報交換を進めよう。
(3)ユーザー目線で自館OPACをチェックしよりよいOPACを考えよう。
(4)ITスキルを上げる学習会・講座を開こう

9.どんな状況にある人にも本を!
(1)図書館利用には、さまざまな障害があることを認識しよう。
(2)それぞれの障害に応じたコミュニケーション手段を工夫しよう。
(3)図書館員は、図書館の外に出て、病院・福祉施設・教育施設・更正施設などと積極的に連携し、図書館利用に障害のある人々へのサービスを実践しよう。
(4)著作権法改正を機に図書館利用に障害のある人へのサービスを充実させよう。
(5)災害時に適切な対応ができるよう、十分な想定をしよう。

10.すべての子どもたちに図書館サービスを
(1)「子ども読書活動推進計画」の策定に積極的に関わろう。より具体的な実施計画も併せてつくろう。
(2)子どもの読書に関わるすべての人たちの間で積極的なコミュニケーションを図り、ネットワークをつくろう。
(3)学校司書および司書教諭の実践を学校内外に広め、学校図書館で働く人には専門性が必要であることの重要性を伝えよう。
(4)公立図書館の役割として学校図書館への支援と連携を広げていこう。
(5)図書館は、発達障害のある子どもを理解し、支援できるようにしよう。
posted by 発行人 at 18:16 | Comment(0) | 声明・要請等 | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

みんなの図書館2011年8月号が出ました

みんなの図書館2011年8月号.jpg◆◆目次◆◆
特集:障害者サービスは今
特集にあたって 関西編集部 01
2009年著作権法改正と図書館の障害者サービス―できること・できないこと 南亮一 02
障害者サービスの「基礎の基礎」 前田章夫 15
障害者サービスは今―公共図書館サービスに期待すること 岩井和彦 24
ディスレクシアが望む図書館を考える 山中香奈 30
大阪マルチメディアデイジー研究会の取り組み 金森裕治 39

連載:
図書館ノート―7 沖縄の高校生が『図書館戦争』を読んだら 山口真也 54
出版産業時評―7 間近に迫る改定都条例の施行と児童ポルノ禁止法の不穏な動き 長岡義幸 58
アメリカの図書館は、いま。―56 カッコウはデジタル・アーカイブの卵を産むのか? 井上靖代 65

ほん・本・Book:
私たち図書館やってます!』 酒井信 73

図問研のページ:
非正規職員のための交流のページ 集まれ!図書館司書何でもしゃべり場 川端宏江 75
追悼 黒田一之さん 79
追悼 平形建一さん 83
会員異動/7月号訂正 78
今月贈っていただいた本/編集後記 88

column:図書館九条の会:
戦争・災害と図書館 川端英子 86

Crossword Puzzle; 326 53


◆◆特集にあたって◆◆
2010年1月著作権法の改正により障害者サービス関係の制限が緩和され、図書館や地域でできることが拡大されました。視聴覚以外の障害―発達障害やディスレクシア(読み書き困難)、寝たきりなどそのままの著作物では利用が困難である人も視野に入れ、情報アクセスの道が開かれました。

一方で、前述のように図書館資料をそのままで利用できない障害は視聴覚だけではないため、これまでの資料やサービスだけでは対応が難しくなってきているのも現状です。機器の発達でとりまく環境も変化し、サービスも多様化しています。しかし、担当でないとわからない部分も多く、どのように変化しているのか、何から取り入れたらいいのか、どんな機器があるのか、なかなか情報が入りにくい状況のようです。

そんな現状から、あらためて障害者サービスを見つめなおしてみようということで今回の特集を考えました。改正された著作権法の解説から障害者サービスの基礎のほか、当事者の方には図書館ができることや望まれていることを執筆していただきました。あわせて、図書館でのサービスやマルチメディアデイジーを知るきっかけになるだろうとマルチメディアデイジーの有効性を研究している研究会にも原稿をお願いしました。

この特集をきっかけに、サービスを見つめなおし、どんなサービスができるかを考えていただければ幸いです。図書館利用に障害がある人へのサービスをこれから学ぼうとしている人の入門として、またサービスを開始しようとしている、もしくは拡充を考えている図書館や地域の方の参考になればと思います。

(関西編集部)
posted by 発行人 at 10:50 | Comment(0) | みんなの図書館 | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

第58回 図書館問題研究会 全国大会が本日より12日まで開催します。

第58回 図書館問題研究会 全国大会が本日より12日まで開催します。
ハッシュタグは、#tomonken です。
会場は、神戸・須磨(シーパル須磨)です。
分科会でつぶやかれる方は、#tomonken #tmk08 (第8分科会)という風に分科会のハッシュタグをつけてください。
posted by 発行人 at 15:50 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

第58回図書館問題研究会全国大会in神戸(申込みの延長をしています)

7月10日(日)(午後1時開始)から図問研全国大会が神戸・須磨(神戸市立国民宿舎須磨荘・シーパル須磨)で行われます。
中心的なテーマは「震災」です。そのほか図書館を取りまく様々なテーマや問題を取り上げます。

初日の全体会では、4つの報告があります。

@「図書館に何ができるか−被災地から−」 平形ひろみ さん(仙台市民図書館)
A「    〃     −避難者支援−」 中沢孝之 さん(草津町立図書館)
B「みんなが楽しい図書館祭り 子どもも大人も職員も」米山麻理 さん(西宮市立鳴尾図書館)
C「『図書館友の会全国連絡会』の活動−要請行動について−」 船橋佳子 さん (図書館友の会全国連絡会運営委員)

まだ、申込みができますので、多くの方の参加をお待ちしています。
分科会のみの参加もできます。

申込は図書館問題研究会のホームページからお願いします。
http://www.jca.apc.org/tomonken/
posted by 発行人 at 12:34 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

L&Pの会7月例会 のご案内

<L&Pの会さんから情報いただきました>

原発にしても戦争にしても、失敗の教訓の共通認識化から始める必要があります。
そこで、今回の危機の教訓を受け、公立図書館の選書の現状と問題点について考えます。

日時
 平成23年7月21日(木)18時〜21時30分
場所 
 文京シビックセンター3階 障がい者会館 会議室B
テーマ
 「挑発!公立図書館選書論〜本に関わる出版人、書店員、書店員、図書館員、教員、読者、市民との対話をめざして」
発言者
 吉野友博/荒川区 教育委員会事務局 南千住図書館 管理係
定員
 20名
申込
 横井(吉川弘文館)あてに下記までメールでお願いします。
 mkikori3@gmail.com
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読み書き(代読・代筆)支援員養成基礎 講習会のご案内

<大活字文化普及協会さんから情報いただきました>

読み書き支援とは、高齢者や障害者などで、日常生活や学習・趣味の場などにおいて読み書きに不自由のある方に、代読・代筆のお手伝いをすることを目的とする活動です。

この読み書きの支援を行う人を「読み書き支援員」として養成していくことを目指して講習会を開催します。

1.日程:平成23年7月2日(土)〜3日(日) 9:30〜18:00(両日とも)

2.会場:品川区小中一貫校 荏原平塚学園(東京都品川区平塚3丁目16-26)
 ■東急目黒線・武蔵小山駅 徒歩10分
 ■東急池上線・荏原中延駅 徒歩8分
 ■地下鉄浅草線・戸越駅下車 徒歩9分
 ※五反田駅からバス「平塚橋下車」

3.講師
 岩井和彦(読書権保障協議会会長/日本ライトハウス常務理事)
 田中章治(読書権保障協議会委員/全日本視覚障害者協議会会長)
 前田章夫(読書権保障協議会事務局長/日本図書館協会理事)
 山内 薫(読書権保障協議会委員/墨田区立図書館)
 藤田晶子(全国音訳ボランティアネットワーク代表)
 加藤俊和(読書権保障協議会委員/全国視覚障害者情報提供施設協会参事)

4.プログラム
【7月2日(土)】
 ●開会の挨拶「読むこと・生きること」講習会の概要(初級・中級)案内
 ●読み書きに困難な人とは−高齢者や障害者等の実態、情報環境の現状
 ●読み書きサービスの必要性−勉学上、職業上、日常生活上必要な情報とは
 ●代読の技術1−発声・音読の基礎・アクセント等
 ●代読の技術2−写真・図・グラフ等の読み方の基礎
【7月3日(日)】
 ●読み書きサービス(代読)の技術と守秘義務の概要
 ●読み書きサービス(代読・代筆)の技術:書類記入等の技術と東日本大震災での被災地情報支援としての読み書きサービス
 ●読み書きサービス(代読・代筆)の技術と機器
 ●パネルディスカッション「読み書きサービスの実際と今後の課題」
  ※講師への質問、函館の事例と品川区の取り組み
 ●閉会の挨拶「今後の活動と中級編講習会の予告」

5.講習料:3,000円(資料代・修了証後日配送代等含む)
 ※当日の会場にてお支払いください。
 100名(先着順に受付し、定員になり次第、締め切ります)
 お名前(ご所属)・ご住所・電話番号・メールアドレス等をご記入のうえ、FAXかメールでお申し込みください。

6.問い合わせ先:NPO法人大活字文化普及協会事務局
 電話:080−4071−9402 FAX:03−5282−4362
 メール:masamitsu@daikatsuji.co.jp
posted by 発行人 at 10:16 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

ともんけん全国大会の申し込み延長しています♪

7月10日〜12日は兵庫県の須磨で全国大会があります。
締め切りを延長して受付していますので、迷っておられる方どうぞお申し込みください。

各分科会の内容は「みんなの図書館」6月号に掲載されています。
分科会のみの参加もできます。

大変な時だからこそ、各地の状況を聞き合ってつながりましょう!

申込は図書館問題研究会のホームページからお願いします。
http://www.jca.apc.org/tomonken/
posted by 発行人 at 10:10 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

被災地の図書館に代わってレファレンスサービスを行う「だれでも・どこでもQ&A図書館」にご協力を!

<だれでも・どこでも Q&A図書館」事務局さんから情報いただきました。>

今月1日、東日本大震災で被災した図書館を支援するために、図書館員がボランティアでレファレンスサービスを代行する「だれでも・どこでも Q&A図書館」プロジェクトを、国立国会図書館レファレンス協同データベースのサポーター有志が中心となって立ち上げました。ウェブ上のフォームで質問を受付し、「回答団」がメールで回答するシステムになっています。

現在、図書館からの質問受付けを行うと同時に、あわせて、回答団メンバー(個人と機関とを問わない)や事務局員も募集しています。

このプロジェクトは日本図書館協会、OCLC inc. saveMLAK等の協力をいただいています。

プロジェクトの概要、質問受付けフォームなど、くわしくは「だれでも・どこでも Q&A図書館」サイト(saveMLAKサイト内)をご覧ください。

 http://savemlak.jp/wiki/daredoko

 最後に、このブログをお読みの(図書館員の)みなさまにお願いです。

1 被災地からの質問。レファレンス依頼をお待ちしています。ぜひご利用いただくとともに、PRについてご協力をお願いいたします。

2 回答団・事務局員を募集しております。詳しくは上記のウェブサイトをご覧ください。

よろしくお願いいたします。
posted by 発行人 at 12:57 | Comment(0) | ニュース | 更新情報をチェックする

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