2011年10月12日

第14回 東京の図書館を考える交流集会 のご案内

<東京の図書館をもっとよくする会さんから情報いただきました>

東京23区の図書館の委託・指定管理は、2009年度には荒川区を除く22区の一部あるいはすべての図書館で行われるようになりました。多くの区立図書館が、民間業者によって運営されるようになったということです。

その実態は明らかではありませんが、「図書館ワーキングプア」と言われるような図書館に働く人たちの労働環境の問題などが明らかになってきました。一方、区直営時代の司書を置かない図書館から、司書資格を持つ人たちが配置される図書館になり、サービスがよくなったという声も聞きます。

私たちは、図書館の置かれている実状をきちんと見据えて、そこから図書館の発展をめざす取り組みを進めなければなりません。

今回の交流集会は、討議に十分に時間をかけるために講演はおこないません。杉並区の図書館プランの作成・働きかけの運動の報告と荒川の非常勤職員中心に図書館直営堅持の取り組みの2本の報告を中心に、各地の状況も出していただき、論議を進めていきたいと思います。

みなさん、ぜひご参加ください。どなたでも参加できます。

日時
 11月6日(日)13:00〜17:00(開場12時45分)
会場
 日本図書館協会研修室(図書館協会2階)
  茅場町下車徒歩5分(地下鉄東西線・日比谷線)
参加費
 ¥100(資料代含む)

☆報告1 「私たちの図書館プラン」
 (杉並・図書館を考える会、杉並文庫・サークル連絡会 鳥生千恵氏)
☆報告2 「図書館非常勤の基幹・階層化の取り組み」
 (荒川区図書館非常勤職員労働組合委員長・岩渕健二氏)

主催
 東京の図書館をもっとよくする会
連絡先
 大澤042(467)4716、池沢042(765)3382
  (手話・点字を希望する方はご連絡ください)


posted by 発行人 at 18:03 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

菅原峻さんをしのぶ会 図書館の明日をかたる集い のご案内

<菅原峻さんをしのぶ会さんから情報いただきました>

菅原峻さんが2011年6月24日、84歳で亡くなりました。

菅原さんは1953年日本図書館協会に勤務、1978年図書館計画施設研究所を設立。先進国の図書館視察の旅を企画実施し、また、全国の優れた図書館の生みの親となりました。同時に市民のための図書館を求めて運動している各地の住民たちと語り合い、励まし、粘り強く活動を続けてきました。

菅原さんが最期まで憂慮されていた、日本の図書館の現状、そこから抜け出す道筋をみんなで考えましょう。どうぞご出席ください。

日時
 2012年1月23日(月) 12時半開場、1時開会〜16時半
場所
 アルカディア市ヶ谷(私学会館) 電話03-3261-9921
  JR・地下鉄(有楽町線、南北線、都営新宿線)市ヶ谷駅下車徒歩5分
会費
 5千円
申込み
 12月末日まで
申込み先
 電話0466-35-3901(西川)、090-5345-5043(小川)
posted by 発行人 at 19:07 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

私の趣味はフラです

趣味は何ですか? そう尋ねられたら以前は迷わず「本を読む」だったのですが、4年前からフラ(ダンス)を習いはじめ、だんだんと魅力にはまりつつあります。子どもの時は舞妓さんやバレリーナにあこがれていたのですが、子どもなりに自分には無理だろうとあきらめて、踊りはあくまでも見て楽しむものにしていました。

2006年、映画「フラガール」をみて、蒼井優や松雪泰子、南海キャンディーズしずちゃんたちの見事なダンスにあこがれました。なお、映画の舞台になった「スパリゾートハワイアンズ」は東日本大震災のため休館していましたが、10月1日から再開され、休館のあいだ全国各地を公演していたフラガールたちが戻ってきました。ぜひ見に行きたいと思っています。



直接のきっかけは、2007年に労働組合の親睦行事で一日フラ教室に参加したことでした。そこでみたフラの優雅さに心をつかまれました。どうしてもあんなふうに踊ってみたいと思い、入門をお願いしました。先生がちょうど映画の松雪泰子のようなきりっとした美人で、図書館の採用面接と同じくらい緊張したのを覚えています。意外にあっさりと生徒にしてもらえたのですが、ここからが大変でした。

先生のように踊ってみたいとは思ったものの、図書館と組合役員の仕事でいっぱいいっぱいで、フラは息抜きの習いごとという意識が抜けず、月2回の教室で楽しく踊れればそれでいいやと、なかなか自宅で練習する気持ちになれませんでした(正規司書の採用問題を何とかしたいと組合役員をやっています。この話はまたいつか…)。

「たかが習いごとだと思うかもしれないけど、本気を出して!」「あなただけが動きを覚えていない、身体の使い方が違う!」としょっちゅう怒られてばかりいました。レッスンの帰りには半泣きになっていることもよくあります。群舞で踊るので、一人が間違えるとみんなの足を引っ張ってしまいます。発表会やイベントの前には自分たちで場所を借りて自主練習をします。そこでは、ずっと年下の若い人からもダメ出しがあります。

自分の努力が足らないからできないのに、いやになってもうやめたいと思うこともありましたが、先生と仲間に支えられ続けてこられました。図書館の窓口で市民から受ける苦情は仕事の改善のヒントになります。それと同じように習い事をとおして、いい大人の私を叱ってくれる人がいるのはとてもありがたいことだと思います。

ある時気がつくと、ずっとできなかった「花」を表す手の動きができるようになっていました。自分にもできると思うとうれしくて、家でも繰り返し練習するようになりました。練習で踊っていると仕事や組合のことを考えず踊りに集中するので、忙しい時ほどいい気分転換になることもわかってきました。

ようやく「花」はできるようになったのですが、4年たっても一番基本の腰の重心移動ができないままです。53年間で身につけた身体の癖はなかなか頑固なものです。あきらめずに練習あるのみ。

私がただひとつ先生からほめられることは、舞台で笑顔がでることです。気分良く図書館を利用していただきたいので、カウンターでは笑顔でと言い聞かせてきたのが活きているのかもしれません。

(西宮市立鳴尾図書館 島崎晶子)
posted by 発行人 at 18:48 | Comment(0) | リレーエッセイ | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

東日本大震災に寄せて

 震災から4カ月。今なお、多くの方が避難所の生活を余儀なくされ、日々の生活にも支障をきたしていることに心からのお見舞いと、一日も早い平穏な日常生活が取り戻せることを願ってやみません。そして、津波によって奪われた多くの尊い命に、深い哀悼の意を表します。

 被災地の中で、図書館員は懸命に働いています。震災で多くの困難に直面し、今も図書館を離れ避難所運営や役所の業務にかかわる司書や職員も多くいます。

 図書館の被害も甚大でした。図書館や役所が全て津波に呑まれた町や、図書館は開館したものの被災した資料の後片付けや分館・分室、図書館車が津波に呑まれた事例、図書館が避難所になっている事例なども報告されており、依然として通常業務に戻るまでには相当の時間を有すものと思われます。

 さらに、福島では原子力発電所の事故によって多くの方がふるさとを奪われ、県内外の市町村へ避難する非常事態が継続しており、図書館も通常開館どころではないのが現状です。

 現在も、私たちがかつて経験したことのない事態が続いています。このことを決して忘れず、被災地で懸命に働く仲間たちに思いを馳せ、遠く離れている私たちに何ができるかを引き続き考えてください。みんなで知恵を出し合い、復旧・復興の手助けをしてゆきたいと思います。

 図書館問題研究会では3月20日に会員に対し「東北関東大震災に寄せて」として震災における図問研の考え方を発信しました。震災4カ月目である第58回全国大会に際し、会員に改めて呼びかけます。

1 被災した人たちとともに図書館に何ができるのかを考えてください。
2 義捐金の募集は引き続き行いません。個人や職場で様々な支援活動に協力ください。
3 被災した会員に2011年度会費の免除を行います。
4 被災した図書館への情報提供や復興の手助けをしてゆきます。
5 被災地の県教育委員会に「図書館復興計画」を策定してもらうよう要請します。
6 被災者に対し、生きるための各種情報や心のケアに関する資料等の提供をきめ細かく行ってください。
7 電力不足を理由に休館をせず、様々な工夫を行い極力開館して住民への情報提供に努めてください。急な停電になった際の対処も考えてください。
8 震災被害者に関する地域資料を網羅的に収集、提供してください。また、被災者・避難者を受け入れた自治体は、その記録や関連の情報(新聞記事・広報等)を収集し、被災自治体に提供をしてください。
9 過去の災害史を調べるための地域資料を収集し一層の活用に努めてください。また、関係機関と広く連携し、住民を守る防災教育や危機管理のための情報収集、情報提供を行ってください。
10 地震や津波、あらゆる自然災害を想定し再度、自館の防災対策の見直しを進めてください。
帰宅困難者、避難者への支援策も立案ください。
11 住民が切実に求めている原子力や放射能、原子力発電に関する正確で多様な情報を収集、提供してください。
12 資料提供や集会機能を通じて地域住民が求める情報を提供してください。インターネットを利用できない住民もいることを考え、情報提供の方法を工夫してください。さらに、図書館が「地域の情報拠点」であることのPR強化に努めてください。
13 みなさんが得た被災地の情報や被災者の声を多くの人たちに伝えてください。

2011年7月11日
図書館問題研究会 
委員長 中沢孝之
posted by 発行人 at 17:51 | Comment(0) | 声明・要請等 | 更新情報をチェックする

非正規職員の雇用止めに反対し、生活できる賃金を求めるアピール

<掲載が遅くなりましたが、図書館問題研究会は先の全国大会で標記のアピールを表明しました>

 現在、公立図書館の職員の3分の2は、臨時・非常勤あるいは委託や派遣の非正規雇用の職員で占められています。今や非正規職員の存在なくして、公立図書館は成り立たなくなっています。

 市民の期待に応えられる図書館を市民と共に作り、発展させていくためには、知識と経験を積み重ねていける職員の存在が不可欠です。しかし、臨時・非常勤の雇用止め、委託や指定管理期間の終了は、非正規職員が図書館で働き続けることを阻んでいます。また賃金などの処遇の低さも、よりよい条件を求めての転職に繋がり、やはり図書館への定着を困難にしています。

 このままでは、図書館職員の多くが知識と経験を積み重ねることができず、公立図書館の維持と発展に大きな影響が出ることが懸念されます。

 雇用止めの廃止や、委託や指定管理の業者が変わっても同じ職場での継続雇用など、非正規職員の安定雇用を求めるとともに、生活できる賃金が保障されることを求めます。

2011年7月11日
図書館問題研究会第58回全国大会
posted by 発行人 at 17:48 | Comment(0) | 声明・要請等 | 更新情報をチェックする

2011年10月04日

トショカンワールドキャンプinおかやま・せとうち・うしまど へのお誘い

<トショカン・ヨコの会さんから情報いただきました>

このたび、岡山県立図書館、岡山市立図書館の有志で発起いたしました「トショカン・ヨコの会」で、図書館について熱く語る合宿を企画いたしました。

開催日まであまり日がありませんが、図書館大会の流れで、ぜひ秋の瀬戸内海、美しい多島美を誇る日本のエーゲ海「牛窓」にお越しいただき、美しい自然と美味しい海の幸、そして熱い図書館談義に花を咲かせませんか?

2つの研修と2つの観光、2つの交流会を用意しています。
3日間全部参加しなくてもOK。参加できる部分だけの参加を歓迎します。

詳しくは https://sites.google.com/site/olibcamp/ で。

みなさまのご参加をお待ちしています♪

日時
 2011年10月15日(土)〜17日(月)
主催
 トショカン・ヨコの会
 (岡山県図書館協会60周年記念協賛事業)
主旨
 岡山県図書館協会が60周年を迎えたことを契機瀬戸内市牛窓で、図書館について考えてみたい。
 館種を問わず、トショカンに関係する人が参加できる研修や集まりを開きたい。利用者であり図書館づくりを支える住民はもとより、大学図書館・学校図書館・公共図書館職員以外にも、書店などトショカンに関わる人も同じ場所に集まって話してみたい。
posted by 発行人 at 18:57 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

全国図書館大会 資料保存分科会のお誘い

<多摩デポさんから情報いただきました>

日本図書館協会主催の全国図書館大会が、約四半世紀ぶりに多摩地域で開催されます。
第11分科会(資料保存)のテーマは、「災害と資料保存」です。
例年は日本図書館協会の資料保存委員会が企画・運営をしますが、今回は多摩デポが中心となって準備しています。
ぜひ、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。

期日
 10/14(金)10:00-17:00
会場
 府中中央文化センターひばりホール

詳しくは、多摩デポホームページをご覧ください。
posted by 発行人 at 18:44 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

東日本大震災から復興に向けて〜何ができたか・何を求められたか〜 へのお誘い

<西日本図書館学会福岡県支部さんから情報いただきました>

千年に一度の震災、あなただったらどうする?
東日本大震災に直面した図書館員から、その危機にどう対面したか、実体験を伺います。

講師
 加藤孔敬(かとうよしたか)さん(東松島市図書館副館長)
最近の著作
 「3・11 東日本大震災時の出来事・これから」(図書館雑誌2011年8月号)

日時
 平成23年10月24日(月)14:00〜16:00
会場
 福岡県立図書館研修室
参加料
 無料
主催
 西日本図書館学会福岡県支部
後援
 福岡県公共図書館等県内連絡会
申込先
 http://form1.fc2.com/form/?id=694584
posted by 発行人 at 18:38 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

書架で魅せる!アグレッシブな書架を学ぶ へのお誘い

「配架の工夫」について、フロア全体でどのような資料情報ゾーンを作るかという点からNDCを破順するだけでない、さがしやすい、わかりやすい棚の作り方を学びます。
滋賀県永源寺町立図書館(現在:東近江市立図書館)や、健康医療情報コーナー『バオバブ』がある能登川図書館の実践例、愛荘町立秦荘図書館での実践のスライドもあります。

講師
 嶋田 学(しまだ まなぶ)氏
 岡山県瀬戸内市 総合政策部 政策調整課(新図書館準備担当・参事)
参考文献
 アグレッシブな配架の研究--思わず手が出る棚作りとディスプレイ (〔図書館問題研究会〕第30回研究集会の報告より) (2004)

期日
 2011年11月5日(土)19時〜21時
会場
 共同保育所子どもの家
 船橋市海神2-8-19(船橋駅から徒歩3分)2011年10月に移転。
対象
 棚づくりに興味のある図書館職員(会員以外の方も大歓迎)。
参加費
 無料 非常勤職員さんも歓迎!
問合先
 0476-27-4646(米田) 043-222-0116(安宅)
主催
 図書館問題研究会千葉支部
posted by 発行人 at 18:22 | Comment(0) | イベント | 更新情報をチェックする

活版印刷の魅力、再発見

最近、なにかのきっかけで無性に読みたくなり「たしか持っていたはずだが…」と本棚を探しても見つからない本がちらほらと。いったいどこへ行ってしまうのだろう。

少し前には岩波文庫のコルタサルが行方知れずに(未だ出てこず)、そしてまさに今、手にとって愛でたいと思うのに見当たらないのが活版絵葉書画集『ぜんまい屋の葉書』(金田理恵著 筑摩書房 1991)。なぜこの本なのかというと、9月最後の月曜日に活版印刷工場「明晃印刷所」の見学に行ったからなのだ。
写真1 入り口.jpg

大阪福島区のレトロな建物、昭和な雰囲気。工場に足を踏み入れると、そこにはきれいな日焼けにブルガリの香る男性。工場の雰囲気にあっていない気がして戸惑う。しかしこの方こそ、様々な職業遍歴(移動メロンパン屋、占い師、農業、等々)の後、家業である活版印刷業に戻られた二代目高崎氏であった。今関西で一番、いや事によると日本で一番熱い活版印刷屋さんかもしれない。
写真2 高崎さん.jpg

「RT @meikoprint: 関西活版倶楽部のみんな メーリングを回すで 大手企業とコラボするで!! みんなもっともっとワクワクして加速せんとアカンで 全国に展開するから ポッとしてたら 置いてくからな キッチリとついてこいや」という雄叫びのようなツイートからもその熱さを感じていただけることと思う。ここに出てくる「関西活版倶楽部」とは、高崎氏が関西の活版印刷の若手を集めて立ち上げたもので数々の活版イベントを仕掛ける。
写真3「ハイデルベルグ」.jpg

工場では活版印刷機、ドイツ生まれの「ハイデルベルグ」や大阪生まれの「橋本さん」たちの仕事ぶりを見せていただき活版印刷の魅力を再認識した。あの存在感にはなんともいえないものがある。
写真4「橋本さん」.JPG

さて、高崎氏は高校時代まで豊中で過ごされ庄内界隈でブイブイいわせていたとのことで、ローカルな話題でも盛り上がった。「儲かってしゃあない、楽しいわぁ」を口癖のように連発しながら、常に新しいことに突き進む姿勢をぜひとも見習いたいと思った秋の一日であった。

それにしても見つからない本たちは何処に…。そろそろわが家も蔵書点検が必要なのだろうか。

(豊中市立岡町図書館 上杉朋子)

写真5 活字.JPG
posted by 発行人 at 10:30 | Comment(0) | リレーエッセイ | 更新情報をチェックする

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